同窓会パーティー二次会Labへようこそ。ここでは、20歳から30歳の女性に向けて、「二次会やパーティーで目立ちすぎないけれど、地味にもなりたくない」という絶妙なバランスを叶えるコーデをご紹介します。 結婚式やパーティーの二次会は、会場の雰囲気が一気にカジュアル寄りになったり、立食形式だったりと、一次会とはまた違う楽しみ方ができるシーンですよね。ただ、せっかく参加するなら、お呼ばれ感を大事にしたまま“ほどよい華やかさ”を出したいところ。 そこでおすすめなのが、気負いすぎないドレスやシャツワンピといった、フォーマル感も残しつつナチュラルに女性らしさを演出できるアイテムです。ここからは、二次会で浮かないけれど、“なんだかあの人素敵”と思わせるためのアイデアを存分にお伝えします。
二次会のドレスと聞くと、「華やかデザイン」のイメージを真っ先に思い浮かべがち。でも、ビジューやレースなどがたっぷり施されたドレスは可愛らしい反面、ちょっと派手すぎることも。 そんなときに強い味方になるのがシンプルドレス。無地で落ち着いた色味のワンピースでも、形や丈感を工夫すれば、ほどよく華やかに仕上げられます。ポイントは、素材選びとシルエット。サテンや柔らかなシフォンなど、上品で女性らしい素材を選ぶと“特別感”がぐっと増します。さらに、Aラインや裾にかけて広がるフレアシルエットのものを選べば、動いたときにも華やかさがしっかり出せるのです。 また、二次会のように気軽に楽しめるシーンだからこそ、あえてアクセサリーを主役にしてみるのもテクニックの一つ。大ぶりイヤリングや華奢なネックレスを組み合わせ、ドレスのシンプルさを逆手にとって“小物映え”を狙うのもアリです。シューズやバッグ、ヘアアレンジで自分らしいエッセンスを加えると、一段とコーデにまとまりが生まれます。
近年人気が高まっているのがシャツワンピース。オンオフ問わず活躍する万能アイテムですが、実は二次会コーデにもぴったりの優秀選手です。シャツワンピは襟付きのデザインが多く、かっちりした印象を与えつつも、さらりと着こなせる“程よい抜け感”が魅力。 たとえば、ウエストをベルトでマークすれば、ワンピースのシルエットを変化させつつスタイルアップを期待できます。オーバーサイズを選べば、体型をゆるっとカバーしながらも、レイヤードや足元のコーディネートでトレンド感を出せますよね。生地の質感によっても雰囲気はガラッと変わるので、サテンや落ち感のある素材を選ぶと、よりエレガントな印象になります。 特に、同窓会やパーティーの二次会であれば、ちょっとした動きやすさも欲しいところ。シャツワンピなら立食スタイルや友人とのおしゃべりで動き回るときも、ラクに過ごせます。ブラウス感覚の軽やかさがありつつ、襟元のデザインでしっかり“きちんと感”もアピールできるので、周りから浮かずにオシャレを楽しめるのが嬉しいところです。
二次会シーンでは、カラードレスや個性派カラーのシャツワンピも注目を集めます。華やかではあるものの、会場や周りの服装とのバランスを考えると、派手すぎる色味はちょっと抵抗がある……という声も多いのではないでしょうか。 そこでおすすめなのが、程よく落ち着いたカラーやパステル調、くすみカラーなど。例えば、落ち着いたブルーやグリーン、ダスティピンク、グレージュなどは、派手すぎず地味すぎない絶妙なライン。肌の色ともマッチしやすく、上品さや大人っぽさを演出しやすいのが魅力です。 また、ブラックやネイビー、グレーといった定番カラーを選ぶときは、小物でポイントをプラスしましょう。バッグやシューズに差し色を加えたり、大きめのイヤリングやイヤーカフで顔まわりを華やかにしたりと、カラーや素材感を上手に取り入れると、地味にならずに存在感を発揮できます。
ドレスやシャツワンピはシンプルでも、小物次第でぐっと二次会向けの装いに変身します。たとえば、上品なパールやビジューがあしらわれたアクセサリーを一点投入するだけで、フォーマルな雰囲気が高まりますよね。 大ぶりのピアスやイヤリングは、襟付きのシャツワンピと相性抜群。首周りがすっきり見えるデザインを選べば、耳元のアクセが映えるので華やぎアップが狙えます。ネックレスの場合は、ドレスのネックラインに合わせて長さや太さを調整するのがポイント。 また、クラッチバッグも二次会で重宝するアイテム。普段使いの大きめバッグではどうしても日常感が出てしまうので、少し特別感のある小さめバッグがベターです。ビジュー付きや光沢感のある素材を選ぶと、二次会仕様のきらめきをプラスできるでしょう。
二次会では、一次会とは違って気軽に席を立って移動したり、立食パーティーで長時間立ったりと、身体を動かす機会が意外と多いもの。加えて、同窓会の二次会であれば、久しぶりに会う友人とゆっくり話したり、写真を撮ったりとアクティブに楽しみたいですよね。 このとき、動きにくいドレスや足が痛くなるヒールはストレスの原因に。華やかさはもちろん大切ですが、それと同時に“疲れにくさ”や“動きやすさ”も考慮しておきましょう。シャツワンピなら体にフィットしすぎず、適度にゆとりがあるシルエットを選べば、座ったり立ったりするときも楽々。 ヒールがどうしても苦手という方は、ヒールの高さを控えめにするか、パンプス以外の足元を検討するのもアリ。パンツスタイルやきれいめフラットシューズと合わせたシャツワンピコーデも、二次会の雰囲気によっては“デキる女性”感を演出できてかっこいいですよ。
ドレスやシャツワンピがシンプルなぶん、ヘアメイクで個性を出すのもおすすめの方法です。二次会の照明や写真撮影を考えると、少しだけいつもより華やかに仕上げると顔が映えます。 たとえば、アップスタイルやハーフアップにして、イヤリングやネックレスを主役に見せるのも素敵。ゆる巻きやふんわりまとめ髪にすれば、ナチュラルだけれど品のある雰囲気に仕上がりやすいでしょう。メイクでは、口元やアイシャドウに少しラメやツヤ感を足すだけで、夜のパーティーでも埋もれず程よく華やぎます。 また、パーソナルカラーの視点からリップやチークの色を選ぶと、顔色をより明るく見せることができます。二次会の会場は夜間の照明が暗めなことも多いため、写真写りを考慮するとリップやチークはやや濃いめでもOK。といっても、濃くしすぎると派手になりがちなので、普段よりワントーン鮮やかなくらいがベストかもしれません。
二次会はお祝いの席でありながら、一次会よりもフランクに楽しめるのが魅力です。ドレスやシャツワンピを使ったコーデは、そんな“ほどよい華やぎ”を手軽に演出できる最強の手段。シンプルだけれども生地やディテールにこだわったドレスや、きちんと見えする襟付きシャツワンピなら、フォーマルとカジュアルのバランスをうまく取ることができます。 同窓会やパーティーの二次会は、久しぶりに会う友人や新たに出会う人たちとのコミュニケーションを存分に楽しみたいもの。コーデに無理があると、せっかくの時間を疲れやストレスが邪魔してしまうことも。だからこそ、ちゃんと“動きやすさ”や“気軽さ”を残しながら、オシャレも譲らない――そんなファッションを目指してみてください。 最後に大切なのは、自分が「これなら楽しめる!」と心から思える服を選ぶこと。遠慮しすぎず、かといって主張しすぎず、二次会の場にしっくり馴染む“ほどよく華やか”なスタイルを味方につけて、最高の思い出を作ってくださいね。あなたらしいコーデで、周りから「素敵!」と思われる瞬間を、ぜひたくさん味わいましょう。