同窓会パーティー二次会Labへようこそ。ここでは20〜30代の女性に向けて、同窓会やパーティーの二次会など、ちょっと特別感のあるシーンでのおしゃれを提案しています。今回のテーマは「立食パーティー」。立ち飲みや立食形式のパーティーって、一見カジュアルなようでいて意外とドレスアップしている人も多く、服装選びが難しいですよね。 さらに、立食パーティーでは移動しながら会話を楽しむスタイルが中心。ということは、ある程度の機能性がないと、会場内を歩き回るうちに靴ズレや疲れが気になったり、ドレスの裾が引っかかったりと、ストレスの原因になるかもしれません。だからこそ「動きやすさ」×「華やかさ」を両立できるコーディネートが理想的。 本記事では、立食パーティーならではの特徴を踏まえながら、快適に移動できるのに華やか見えも叶うスタイリングのコツをたっぷりご紹介します。大人の余裕を感じさせるコーデで、パーティーの場を思い切り楽しんでみてくださいね。
立食パーティーは、ビュッフェ形式やドリンクコーナーなどが設置され、参加者同士が自由に移動しながら交流を楽しむスタイルが主流。座ってゆっくり食事をするフォーマルディナーと違い、会場を行ったり来たりするシーンが多いため、靴や服のデザインによっては動きにくさを感じてしまいがちです。 また、立食パーティーは夜のラウンジやホテルの広間で行われることもあり、そこそこ華やかな格好をしていないと浮いてしまう場合も。つまり「動きやすいのに地味すぎない」という絶妙なバランスを取ることが求められるわけです。 普段の同窓会や二次会なら少しカジュアルでもOKかもしれませんが、立食形式で広い会場&おしゃれな雰囲気がプラスされると、途端にハードルが上がる印象。とはいえ、ポイントを押さえれば決して難しくありません。動けるファッションと華やかなデザインをほどよく掛け合わせて、立食パーティーを思い切り楽しんでしまいましょう。
立食パーティーでは、歩く、立ち止まる、時にはイスに腰掛けるなど、さまざまな動作を繰り返すことに。そこで重要になるのが、スカートやワンピースのシルエットや丈感です。 たとえば、裾が長すぎるロングドレスだと、移動の際に裾を踏んでしまったり、他の人に踏まれたりとアクシデントが起こりやすくなります。一方、あまりにミニ丈だと座るときに落ち着かないうえ、上品さに欠けてしまうかもしれません。おすすめは、膝丈からミモレ丈くらいの程よい丈。動くたびにふわりと揺れるフレアシルエットやAラインだと、女性らしく華やかな雰囲気を醸しつつも動きやすさをキープできます。 また、パンツスタイルを選ぶのも一つの手。きちんと感のあるテーパードパンツや、レースやサテンなどパーティー向け素材のワイドパンツなら、立食パーティーにもふさわしい“きれいめ”感が出せます。あわせるトップスを華やかにすれば、パンツでも女性らしさをしっかり演出できるはずです。
服の素材感も、機能的だけど華やかに見せるための大きなポイント。せっかく動きやすいシルエットでも、生地が重たいと疲れやすかったり、見た目に窮屈さが出てしまうかもしれません。そこで意識したいのが、軽やかさと上品さを兼ね備えた素材選びです。 たとえば、シフォンやジョーゼット、サテンなどはパーティーシーンによく合う華やかな光沢や透け感があるうえ、動きも軽やかで移動が多いシーンにぴったり。落ち感のあるレーヨンやテンセルなどの素材も、ゆったりシルエットでも体のラインをきれいに見せてくれるのでおすすめです。 逆に、伸びない素材でタイトなデザインの場合は、座ったときに生地が張ってしまい窮屈さを感じることも。伸縮性のある生地を一部取り入れるか、シルエットにゆとりを持たせるなど、動きやすさを補強しておくと安心です。会場でゆっくり談笑を楽しむためにも、素材とシルエットの相性はこだわって選びたいですね。
立食パーティーで最も悩ましいのが靴のチョイス。パーティーシーンといえばヒールのあるパンプスやサンダルが定番ですが、高すぎるヒールは移動が辛くなることも多いのが現実です。会場がホテルやホールなど広い場合は、なおさら歩き回るシーンが多くなりがち。 目安としては5〜7cmほどの中ヒールが、スタイルアップ効果を狙いつつ長時間歩けるライン。パンプスでもアンクルストラップがあるタイプなら足首を固定してくれるので、ヒールに慣れていない方でも比較的歩きやすいでしょう。また、インソールにクッションが入っているものや、ヒール太めのチャンキーパンプスを選ぶのも手です。 どうしてもヒールが苦手という方は、上質なフラットパンプスや低めのブロックヒールを選んで、服装を華やかに仕上げる工夫を。ビジューやグリッター、パテント素材などパーティー感のあるデザインなら、ヒールなしでも十分“映える”足元にできます。
立食パーティーはカジュアルになりすぎると周囲から浮いてしまう一方で、フォーマル度合いが高すぎると動きにくかったり、場の雰囲気とミスマッチを起こす恐れがあります。そこで効果を発揮するのが小物やアクセサリー。 シンプルなワンピースやパンツスタイルを選んだ場合でも、キラッと光るイヤリングやネックレスをプラスするだけで、一気に“パーティー仕様”へ早変わり。大ぶりのピアスやイヤリングは写真映えしやすく、会話のきっかけにもなりやすいのでおすすめです。 バッグは小ぶりのクラッチやショルダーバッグを選ぶと、手に持つ荷物が少なくなり移動もしやすいはず。両手が空くショルダーバッグやチェーンバッグなら、ドリンクやお皿を持ち歩く立食形式でも安心ですね。素材や装飾にこだわったバッグを選べば、それだけで華やかさをプラスできます。
服装や靴はもちろん、ヘアメイクにも“移動しやすさ”という視点を取り入れてみてください。立食パーティーでは人とすれ違うシーンが多く、思わぬところで髪が崩れたり、メイクが落ちてしまったり…というトラブルも起きやすいのです。 ヘアはまとめ髪やハーフアップなど、顔まわりがすっきりするアレンジがおすすめ。動きが多い場所でも髪が邪魔になりにくく、見た目にも品よく仕上がります。アクセサリーとの相性も良く、うなじやイヤリングを華やかに引き立てる効果があります。 メイクは照明や写真映えを意識しながら、崩れにくいベースメイクをしっかり仕込むのがポイント。特に二次会から参加する方は、夕方以降の乾燥や皮脂によるメイク崩れを防ぐために、こまめにリップやパウダーをチェックできるよう、ポーチを小さめバッグに入れておくと安心です。
具体的なコーデ例をいくつかご紹介しますので、自分の好みに合わせてカスタマイズしてみてください。
1. フレアワンピース×チャンキーヒール
膝丈のフレアワンピースをメインに、足元はチャンキーヒールのパンプスで安定感を確保。イヤリングやクラッチバッグで華やかさをプラスすれば、女性らしさと機能性を両立したコーデに。
2. テーパードパンツ×シフォンブラウス
パンツスタイル派の方におすすめ。落ち着いた色味のテーパードパンツに、シフォンやサテン生地のブラウスを合わせると、一気にパーティー感が高まります。アクセサリーは大ぶりのイヤリングなど一点を際立たせるとバランス◎。
3. ワンピース×ストールやボレロ
夜になると冷房が効きすぎる会場もあるので、ワンピースに薄手のストールやボレロをプラスすると、寒さ対策にもなりつつ上品な仕上がりに。レースやラメ入りのストールなら、パーティー感もぐっとアップ。
同窓会パーティー二次会Labが提案する「立食パーティー向きファッション」は、移動が多くても快適で、かつ周囲と差をつけられる華やかさがポイント。シルエット、丈感、素材、靴、小物、ヘアメイクなど、要所を押さえれば立食形式のパーティーでも堂々と楽しめます。 特に20代〜30代は、まだまだパーティーやイベントに呼ばれる機会も多い時期。立食パーティーはもちろん、少し気合の入る二次会や同窓会でも応用できるコーデ術を知っておくと、急なお呼ばれでも慌てずに済むはず。 最終的に大切なのは、自分がストレスフリーでいられること。機能性と華やかさをうまく両立し、動き回る立食パーティーの場でも自信を持って過ごせる装いを見つけてください。あなたが心から「これなら大丈夫!」と思えるコーデで、素敵な思い出をたくさん作ってくださいね。